五目あんかけが好きだ。
その中でも、五目あんかけ焼きそばが好きだ。
個人的には中華界の中で「豚肉と木耳の卵炒め」と双璧をなす存在である。
そんな中華界のエース、五目あんかけ焼きそばだが、
一つ難点をあげるとすると、この子圧倒的に冷める速度が遅い。
猫舌な僕にとっての天敵である!
だがそれでも好きだ!!
何故、あんかけは熱いのか?
そもそも、なんであんなに熱いの?って話なんだけど、
答えはコーティングされてるから。
「コーティングってなんだよ!もっと具体的に言えよ!」
って思うかもしれないが、これが一番分かりやすい!
あんかけって片栗粉を水に溶いてあのとろみを出してるわけだが、
あの、とろみが熱が逃げるのを遮っている原因!!

あんかけのとろみが、焼きそば内部と空気面との間に、
膜のようなものを作っていて、その膜が熱が逃げるのを遮っている
ってのが多分一番分かりやすい表現だと思う。
効率よく冷ます方法はあるのか?
「熱くて食べられないよ、、、」
って人の為に、あんかけ焼きそばの攻略法を解説しよう!!
まず、あんかけ焼きそばの構造を考えてみると、大きく三つのパーツに分けることが出来る。
「麺、あんかけ、具材」
の3つである。
攻略の手順は、
1、上物の具材を食べる
2、麺を発掘
3、麺冷ましてる間に具材食べる
4、麺を食べる

1、まずは「具材」から攻める!
次郎ラーメン食べる時と同じで、まずは上物から対処しないと麺にたどり着かない!
具材の海老やらタケノコやら木耳を最後まで残しつつ適度に食べる。
2、麺の発掘をする!
そして、麺が見えてきたら面をあんかけの中からかきだして、空気面に触れさせて冷ます。
3、麺を冷ましてる間に具材を食べる!
面が冷えるのを待ってる間に具材を一つ二つ食べる!
ここから先は、麺をかきだして冷ます作業と、具材を食べる事を繰り返しながら、
完食に向かっていく。
あんかけから面を救出して、いち早く空気面に面を触れさせてあげることが、この作戦の肝だ!
じゃないと、チャーハンを食べてる同僚にランチ休憩の時に置いて行かれる羽目になるぞ!!
注意点としては、具材と麺を食べるバランスを考えないと、最後に面だけが残ってしまう!
それでもおいしいのだが、麺と具材のバランスがちょうどよく、両方を同時に完食できた時の満足感を是非味わってほしい!
少し豊かになれた気がするぞ!!
結局熱い。だがそれがいい!!
具材から食べて麺を発掘し、空気面に触れさせて少しでも冷まして食べたところで、
結局一口目に出る言葉は、「あちっ!!」っなる。
だがそれがいい!!
結局うまいのよ!
熱くても少し冷ましても!
「あちっ!」ってなりながら、汗かきながら、色々な具材を口に運ぶその動作が結局良いのですよ!
何がとは言わないが、見えるか見えないかのラインが良かったり。
出来るかわからないからこそ、挑みたくなったり。
人って結局、叶わないからこそ欲しくなるって感じで、
それを追っていく過程が楽しいのでしょうか!?
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